アメックス10万ポイントのマイル交換術!価値を最大化する交換先と手順を解説

アメックス10万ポイントのマイル交換術!価値を最大化する交換先と手順を解説
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アメックスの利用で貯まった10万ポイント。「どう使うのが一番お得なんだろう?」と、使い道に頭を悩ませていませんか。結論から言うと、そのポイントの価値を最大限に高めるなら航空マイルへの交換が断然おすすめです。

この記事では、アメックスの10万ポイントがどれだけのマイルになるのか、どの航空会社のマイルに交換するのが賢い選択なのかを徹底解説します。交換レートをアップさせるための重要な準備から、具体的な交換手順、そして交換先の選び方まで、あなたの旅をアップグレードするための情報を詰め込みました。

せっかく貯めた大切なポイントを、1円でも高く、価値あるものに交換していきましょう。

目次

アメックス10万ポイントはマイル交換が断然お得!その価値とは?

アメックスのポイントは、カード利用代金への充当や商品券への交換など、さまざまな使い道があります。例えば、カード代金に充当する場合、1ポイントあたり0.3円~1円程度の価値にしかなりません。つまり、10万ポイントを使っても3万円~10万円分の価値です。

しかし、これをマイルに交換すると、その価値は一気に跳ね上がります。マイルの価値は使い方によって変動しますが、特典航空券に交換した場合、1マイルの価値は2円以上になることも珍しくありません。特に、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券に交換すれば、1マイルあたり5円~10円以上の価値になることも。

仮に1マイル=2円の価値で計算してみましょう。10万ポイントを8万マイルに交換できた場合、その価値は16万円分に相当します。カード代金に充当するよりも、はるかに大きな価値を生み出すことが可能です。このように、ポイントの価値を最大限に引き出したいのであれば、マイルへの交換が最も賢い選択肢と言えるでしょう。次の章で、具体的にどのくらいのマイルに交換できるのかを見ていきます。

主要航空会社のマイル交換レート一覧【2025年最新版】

アメックスのポイントは、多くの提携航空会社のマイルに交換できます。ただし、交換レートを最大限に高めるには、後述する有料プログラムへの登録がほぼ必須です。

ここでは、最も交換レートが高くなる条件での主要な交換レートをまとめました。

スクロールできます
航空会社グループ提携航空会社交換レート10万ポイントで得られるマイル数年間移行上限
スターアライアンスANA1,000pt → 1,000マイル*40,000マイル40,000マイル
シンガポール航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
ワンワールドJAL2,500pt → 1,000マイル40,000マイルなし
ブリティッシュ・エアウェイズ1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
キャセイパシフィック航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
カタール航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
スカイチームデルタ航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
エールフランス/KLM航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
その他ヴァージンアトランティック航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
エミレーツ航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
エティハド航空1,000pt → 800マイル80,000マイルなし
参考:マイルへ移行 | アメリカン・エキスプレス

※注意点

  • ANAマイルへの交換は、表のレートを適用するために別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年間参加費5,500円)への登録が必要です。
  • ANAマイルへの交換は年間40,000マイルまでという上限があります。
  • JALマイルへの直接交換も可能ですが、レートは他の航空会社より低く設定されています。また、「スカイ・トラベラー・カード」など一部のカードはJALマイルへの交換対象外です。
  • 上記は「メンバーシップ・リワード・プラス」登録後のレートです。未登録の場合、ANAは2,000pt→1,000マイル、JALは3,000pt→1,000マイル、その他多くの航空会社は1,250pt→800マイルとなり、交換効率が大きく下がります。

【重要】レートUPに必須!2つの有料プログラムを解説

お得なレートでマイルに交換するためには、有料プログラムへの登録が欠かせません。特にANAマイルへの交換を考えている方は、2つのプログラムについて理解しておく必要があります。

メンバーシップ・リワード・プラス

これは、ほとんどの航空会社のマイル交換レートを引き上げるための基本となるプログラムです。

  • 年会費: 3,300円(税込)
  • 主な特典:
    • ANA以外の多くの航空会社で、交換レートが1,250pt→800マイルから1,000pt→800マイルにアップ。
    • ポイントの有効期限が無期限になる。

マイル交換を少しでも考えるなら、登録は必須と言えるでしょう。年会費以上の価値は十分にあります。

メンバーシップ・リワード ANAコース

こちらは、ANAマイルへの交換レートを最大限に高めるための専用プログラムです。

  • 年間参加費: 5,500円(税込)
  • 主な特典:
    • ANAマイルへの交換レートが、2,000pt→1,000マイルから1,000pt→1,000マイル(等価交換)にアップ。

このコースは「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録していることが参加条件です。つまり、ANAマイルに最高のレートで交換するには、合計8,800円(3,300円+5,500円)の年間コストがかかります。コストはかかりますが、1ポイント=1マイルという魅力的なレートを実現できる唯一の方法です。

目的別!おすすめのマイル交換先はここだ

「結局、どこに交換すればいいの?」という方のために、目的別におすすめの交換先を3つご紹介します。

国内旅行がメインなら「ANAマイル」

やはり日本の航空会社であるANAは、国内線の路線網が充実しており、特典航空券が使いやすいのが魅力です。最高のレート(1pt=1マイル)で交換すれば、4万ポイントで4万マイルが手に入ります。4万マイルあれば、東京-沖縄間の往復特典航空券(レギュラーシーズン)が2人分、あるいは東京-札幌間なら3人分近く発券できます。

ただし、年間40,000マイルまでという移行上限がある点には注意が必要です。10万ポイントをすべて交換するには3年かかりますが、毎年コンスタントに国内旅行を楽しみたい方には最適な選択肢です。

JAL便に乗りたいなら「ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)」経由がお得

JALマイルへは直接交換も可能ですが、交換レートを考えると、よりお得にJAL国内線を利用したいならブリティッシュ・エアウェイズ経由がおすすめです。同じ航空アライアンス「ワンワールド」に加盟しているBAのマイレージプログラム「Avios」に交換することで、JALの国内線特典航空券を発券できます。

この方法の最大のメリットは、短距離路線で非常に少ないマイル数で搭乗できる点です。例えば、東京-大阪間なら片道6,000Aviosで発券可能。ANAマイルよりもお得になるケースが多く、JAL派の方や短い距離を頻繁に移動する方にとっては非常に魅力的な選択肢です。アメックスからAviosへの交換は上限がないため、10万ポイントを一度に8万Aviosに交換できるのも嬉しいポイントです。

海外旅行でビジネスクラスを狙うなら「ヴァージンアトランティック航空」

少し上級者向けのテクニックになりますが、ヴァージンアトランティック航空の「フライングクラブ」のマイルは、使い方次第で驚異的な価値を発揮します。特に有名なのが、提携しているANAの国際線ビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券への交換です。

例えば、日本-ヨーロッパ間のANAビジネスクラス往復に必要なマイルは、ANAのマイルで発券すると約95,000マイルですが、ヴァージンアトランティック航空のマイル経由で発券すると、なんと90,000マイルで可能です。アメックスの10万ポイント(=8万マイル)に少しマイルを買い足すだけで、通常200万円以上する欧州ビジネスクラスの旅が実現するかもしれません。海外旅行、特に長距離路線でのアップグレードを狙うなら、ぜひ検討したい交換先です。

アメックスポイントをマイルに交換する全手順

それでは、実際にポイントをマイルに交換する手順を見ていきましょう。手続きはオンラインで簡単に完結します。

ステップ1:アメックスオンラインサービスにログイン

まずはアメリカン・エキスプレスの公式サイトにアクセスし、オンラインサービスにログインします。IDとパスワードを準備しておきましょう。

ステップ2:ポイントプログラムのページへ移動

ログイン後、メニューから「ポイントの利用」や「リワードの交換」といった項目を選択し、ポイントプログラムのページに進みます。「ポイントを使う」→「提携プログラムへのポイント移行」の順で進むと分かりやすいです。

ステップ3:交換したい航空会社を選択し、マイレージ番号を入力

提携航空会社の一覧が表示されるので、交換したい航空会社を選びます。初めてその航空会社に交換する場合は、あなたのマイレージプログラムの会員番号を登録する必要があります。番号を間違えると正しく移行されないため、慎重に入力してください。

ステップ4:交換するポイント数を入力し、手続き完了

最後に、交換したいポイント数を入力します。交換単位に注意しましょう。入力内容を確認し、規約に同意して手続きを完了させます。完了後、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

アメックスのマイル交換に関するよくある質問(Q&A)

最後に、マイル交換時によくある疑問についてお答えします。

マイル交換にかかる日数は?

交換申請してから実際にマイルが口座に反映されるまでの期間は、航空会社によって異なります。多くの海外航空会社では数日~2週間程度が目安です。

ANAマイルへの移行は通常5営業日以内ですが、初めて交換する場合は最大で2週間ほどかかることもあります。特典航空券には限りがあるため、利用したいフライトが決まっている場合は、余裕を持って手続きをすることが重要です。特に繁忙期の旅行を計画している方は、1ヶ月前には交換申請を済ませておくと安心でしょう。

参考:ANAマイルに移行できるポイントの上限がありますか? | よくあるご質問

ポイントの交換上限はある?

はい、一部の航空会社には年間の交換上限が設定されています。最も注意が必要なのはANAマイルで、年間(1月1日~12月31日)で40,000マイルまでと定められています。10万ポイントを一度に10万ANAマイルに交換することはできないので、計画的な交換が必要です。

一方で、JALやブリティッシュ・エアウェイズ、デルタ航空など、ほとんどの航空会社には年間移行上限がありません。一度にまとめて交換したい場合は、これらの航空会社が選択肢となります。

家族のマイル口座にも移行できる?

いいえ、原則としてポイントを移行できるのは、アメックスのカード会員本人名義のマイレージ口座のみです。配偶者や子供など、家族名義の口座に直接ポイントを移行することはできません。

ただし、ANAやJAL(BA経由)など一部の航空会社では、会員の家族が特典を利用できる制度があります。ポイントを移行した後に、自分のマイルを使って家族の分の特典航空券を発券することは可能です。詳しい条件は各航空会社の規定を確認してください。

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まとめ:10万ポイントを賢くマイルに交換して、最高の旅を!

アメックスで貯めた10万ポイントは、ただのポイントではありません。あなたの旅を何倍にも豊かにしてくれる、可能性に満ちた資産です。

この記事で解説したポイントを最後におさらいしましょう。

  • ポイントの価値を最大化するならマイル交換一択!
  • 交換レートUPには「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録が基本。
  • ANAマイルを等価交換するには、さらに「ANAコース」への登録が必要。
  • ANAは年間4万マイルの上限に注意し、JAL国内線ならBA経由も検討しよう。

せっかく貯めた10万ポイントです。どこへ行こうか、どんな旅をしようかと想像しながら、あなたにとって最適なマイル交換先を見つけてください。そして、ポイントを賢く活用して、忘れられない最高の旅行体験を手に入れましょう!

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