東京ディズニーランドの三大マウンテンの一つ、「スプラッシュ・マウンテン」。丸太のボートに乗って愉快な冒険に出かけ、クライマックスでは落差16mの滝つぼへダイブする、スリル満点の人気アトラクションです。
しかし、このアトラクションで多くの人が気になるのが「一体どのくらい濡れるの?」という点ではないでしょうか。
「びしょ濡れになるのは嫌だな…」「スマホやカメラは大丈夫?」そんな不安を抱えている方も多いかもしれません。
ご安心ください。この記事では、スプラッシュ・マウンテンの濡れ具合を座席別に徹底解説し、濡れたくない人のための具体的な対策から、万が一濡れてしまった時の対処法まで、詳しくご紹介します。しっかり対策すれば、誰でも安心して楽しめますよ。
スプラッシュ・マウンテンはどのくらい濡れる?座席別に濡れやすさを徹底解説
結論から言うと、スプラッシュ・マウンテンの濡れ具合は「座席によって全く違う」のが実情です。どこに座るかによって、水しぶきのかかり方が天国と地獄ほど変わることも。
一般的に、一番濡れるのは最前列、比較的濡れにくいのは2〜3列目と言われています。ただし、最後列も意外な伏兵なので油断はできません。
座席ごとの濡れやすさを比較表にまとめましたので、参考にしてみてください。
座席 | 濡れやすさ | 主に濡れる箇所 | ワンポイントアドバイス |
---|---|---|---|
最前列(1〜2番目) | ★★★★★ | 顔、髪、上半身、足元 | 滝つぼからの水しぶきを全身で受け止める席。覚悟と対策が必須! |
2〜3列目(3〜6番目) | ★★☆☆☆ | 顔、足元(場合による) | 前の人が盾になり、比較的濡れにくい安全地帯。ただし油断は禁物。 |
最後列(7〜8番目) | ★★★☆☆ | 後頭部、背中、お尻 | 落下後のボートの跳ね返りで、後ろから水しぶきが襲ってくる意外な穴場。 |
最前列は、滝つぼに突っ込んだ瞬間の水しぶきをダイレクトに浴びるため、最も濡れる席です。特に夏場は「シャワーを浴びた?」と思うほど濡れることも。スリルと爽快感を最大限に味わいたい方には最高の席ですが、濡れたくない方は避けるのが賢明でしょう。
2列目と3列目は、前に座っている人が壁になってくれるため、顔や上半身への直撃は避けやすい傾向にあります。ただし、風向きやボートのバランスによっては水しぶきが飛んでくることもあるので、最低限の備えはしておくと安心です。
そして意外と濡れるのが最後列。落下時の衝撃でボート後方が水中に沈み込み、跳ね返った水が後頭部や背中を直撃することがあります。フードをかぶっていても、後ろから濡れてしまうことがあるので注意しましょう。
【濡れたくない人必見】スプラッシュ・マウンテンで濡れないための5つの方法
「やっぱり、できるだけ濡れたくない!」という方のために、効果的な対策を5つご紹介します。これらを実践すれば、濡れるリスクを大幅に減らすことができますよ。
方法1:ポンチョやレインコートを着る
最も確実で効果的な方法が、ポンチョやレインコートを着用することです。特に最前列になってしまった場合は必須アイテムと言えるでしょう。パーク内のショップでも購入できますが、少しでも費用を抑えたい方は、100円ショップなどで事前に購入しておくのがおすすめです。乗る直前にサッと羽織り、フードを深くかぶれば、髪や洋服をしっかりガードできます。
方法2:濡れにくい座席を狙う
前述の通り、2〜3列目は比較的濡れにくい傾向にあります。ボートに乗り込む際、キャストさんに「濡れにくい席がいいです」と希望を伝えてみるのも一つの手です。ただし、混雑状況やグループの人数によっては希望が通らないことも多いため、「もし空いていたらラッキー」くらいの気持ちでお願いしてみましょう。なお、一人で乗る「シングルライダー」は席を選べないのでご注意ください。
方法3:大きい荷物やバッグでガードする
足元に置いたリュックサックや大きめのトートバッグは、下半身への水しぶきを防ぐための良い盾になります。ただし、バッグ自体が濡れてしまう可能性があるため、貴重品や濡らしたくない物はビニール袋に入れるか、バッグ自体を大きなポリ袋で覆うなどの対策をしておくと万全です。
方法4:落下時に顔を伏せてフードをかぶる
ポンチョがない場合でも、落下する瞬間に体を小さく丸め、顔を膝にうずめるように伏せるだけで、顔や髪が濡れるのをかなり防げます。パーカーのフードを深くかぶるとさらに効果的です。ただし、この方法は落下中の景色や、スプラッシュダウンの瞬間を撮影されるライドショットの楽しさを犠牲にするというデメリットもあります。
方法5:ジップロックで電子機器を守る
自分自身のことだけでなく、スマートフォンやカメラといった電子機器の防水対策も忘れてはいけません。ポケットに入れていると、座席によっては水浸しになる可能性があります。ジップロックや専用の防水ケースに入れてからバッグにしまうなど、二重で対策しておくと安心です。
濡れてしまった時の対処法と便利な持ち物
万全の対策をしていても、想定外に濡れてしまうこともあります。そんな時に慌てないための対処法と、持っていると便利なアイテムをご紹介します。
まず、髪や服が少し濡れた程度であれば、トイレに設置されているハンドドライヤーで乾かすのが手軽です。ただし、長時間占領すると他の人の迷惑になるので、マナーを守って利用しましょう。夏場であれば、パークを歩いているうちに自然に乾いてしまうことも多いです。
しかし、冬場やびしょ濡れになってしまった場合は、体温が奪われて風邪をひく原因にもなりかねません。そんな時のために、以下のアイテムを準備しておくと非常に役立ちます。
- タオル:濡れた顔や髪を拭くための必須アイテム。少し大きめのフェイスタオルがおすすめです。
- 着替え:Tシャツや靴下など、濡れやすい部分の着替えが1セットあると、その後の時間を快適に過ごせます。
- ジップロックやビニール袋:濡れた服やタオルを入れるのに重宝します。
- (冬場)カイロ:濡れて冷えた体を温めるのに役立ちます。
- ヘアゴムやヘアクリップ:髪の長い方は、濡れた髪をまとめておくと乾きやすく、邪魔になりません。
事前の準備が、パークでの一日を最高に楽しむための鍵となります。これらのアイテムをバッグに忍ばせておけば、安心してスプラッシュ・マウンテンに挑戦できますね。
スプラッシュ・マウンテンの基本情報と最新トピックス(2025年8月現在)

最後に、アトラクションの基本情報と、今知っておきたい最新情報をお届けします。
項目 | 内容 |
---|---|
場所 | クリッターカントリー |
所要時間 | 約10分 |
定員 | 8名 |
利用制限 | 身長90cm以上の方 |
その他 | ディズニー・プレミアアクセス対象 |
【2025年夏限定】びしょ濡れMAXでさらにクールに!
2025年7月2日(水)から9月15日(月)までの期間限定で、スペシャルバージョン「びしょ濡れMAX」が実施されています。この期間中は、クライマックスの滝つぼで浴びる水しぶきが通常期よりも大幅に増量!まさにずぶ濡れ覚悟の爽快感を味わえます。暑い夏に最高のクールダウンを体験したい方はもちろん、濡れたくない方はポンチョ着用などの対策がより一層重要になります。
今や世界で唯一!貴重なアトラクション
アメリカのディズニーパークにあったスプラッシュ・マウンテンは、映画『プリンセスと魔法のキス』をテーマにした新しいアトラクションにリニューアルされました。これにより、映画『南部の唄』をテーマにしたオリジナルの「スプラッシュ・マウンテン」は、現在、東京ディズニーランドにしか存在しない、世界で唯一の非常に貴重なアトラクションとなっています。日本でのリニューアルや閉鎖の予定は公式には発表されておらず、このユニークな冒険を引き続き楽しむことができます。(2025年8月現在)
参考1:【公式】スプラッシュ・マウンテン|東京ディズニーランド
参考2:GAME Watch
ディズニーのバケーションパッケージで後悔する5つの理由と対策|損しない選び方
まとめ
スプラッシュ・マウンテンは、座席によって濡れ方が大きく変わるアトラクションですが、ポンチョの着用や座席の工夫など、しっかり対策をすれば濡れるのを最小限に抑えることが可能です。
特に2025年夏は「びしょ濡れMAX」開催中で、いつも以上の爽快感を味わえる絶好のチャンス。あえてびしょ濡れになって夏の暑さを吹き飛ばすのも、万全の対策で世界唯一となった物語の世界に浸るのも、あなた次第の楽しみ方ができます。
この記事が、あなたのディズニーランドでの一日をさらに楽しいものにする手助けとなれば幸いです。
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