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シリキ・ウトゥンドゥに元ネタはある?ディズニー完全オリジナルの呪いの偶像を徹底解説!

シリキ・ウトゥンドゥ(東京ディズニーリゾート)
東京ディズニーリゾート公式

東京ディズニーシーの大人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」。その恐怖の中心にいるのが、不気味な緑色の目をした呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」ですよね。

あのアフリカの部族が作ったようなリアルな造形や、細かく設定された呪いのストーリーを知ると、「もしかして本当に元ネタや実在のモデルがあるのでは?」と疑問に思う方も多いはずです。

結論から言うと、シリキ・ウトゥンドゥには実在する元ネタはなく、ディズニーが創り上げた完全オリジナルの偶像です。

この記事では、なぜシリキ・ウトゥンドゥが実在すると勘違いされるほどリアルなのか、その緻密なバックグラウンドストーリー(BGS)や、海外のタワー・オブ・テラーとの違いまで徹底的に解説していきます。アトラクションに乗る前の予習として、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

ディズニー「シリキ・ウトゥンドゥ」の元ネタは実在する?結論から解説

シリキ・ウトゥンドゥはディズニーの完全オリジナル!実在のモデルはない

タワー・オブ・テラーの最上階で不気味に笑い、ハリソン・ハイタワー三世を呪いのどん底へと突き落とした偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」。そのあまりにもリアルな存在感から、アフリカのどこかに実在する神様や呪物がモデルになっていると信じている人も少なくありません。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、シリキ・ウトゥンドゥは東京ディズニーシー(TDS)のためにディズニーのクリエイター(イマジニア)たちが考案した完全なオリジナルキャラクターなのです。現実世界に「シリキ・ウトゥンドゥ」という名前の神様や、まったく同じ形をした呪いの木彫り像が存在するわけではありません。

スワヒリ語で「shiriki(参加する、共有する)」「utundu(いたずら、邪悪さ)」を組み合わせた言葉であり、「悪(いたずら)に加担せよ」といった意味を持つとされているこの名前も、アトラクションの世界観を深めるために作られた見事な設定のひとつと言えるでしょう。実在しないからこそ、ディズニーならではのエンターテイメントとして、私たちは安心して(?)その恐怖を楽しむことができるわけですね。

「ムトゥンドゥ族」も架空の部族!精巧な設定が実在を思わせる理由

アトラクション内の解説やバックグラウンドストーリー(BGS)では、シリキ・ウトゥンドゥは「コンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から強奪された」と語られています。この「ムトゥンドゥ族」という響きが非常にリアルなため、元ネタ探しをしてしまう人が後を絶ちません。

ですが、この「ムトゥンドゥ族」もディズニーが創り出した架空の部族です。アフリカ大陸にコンゴ川という巨大な河川は実在しますが、その流域にムトゥンドゥという名前の部族が住んでいる(あるいは過去に住んでいた)という歴史的な事実はありません。

ディズニーのイマジニアたちは、実在する地名(コンゴ川)と、いかにもアフリカの言語らしい響きを持つ架空の部族名(ムトゥンドゥ)を組み合わせることで、絶妙なリアリティを生み出しています。虚実を入り交じらせるこの見事なストーリーテリングこそが、ゲストに「本当にあった話かもしれない」と思わせる最大の要因なのです。

なぜ「元ネタがある」と勘違いされる?タワー・オブ・テラーの圧倒的な世界観

ハイタワー三世のバックグラウンドストーリー(BGS)がリアルすぎる

シリキ・ウトゥンドゥに元ネタがあると思わせるもう一つの理由は、偶像を持ち帰った張本人である「ハリソン・ハイタワー三世」の存在感にあります。彼は1899年に謎の失踪を遂げるまで、世界中を旅しては貴重な美術品や骨董品を(半ば強引に)収集していた大富豪という設定です。

ホテルハイタワーのロビーや待合室(ウェイティングルーム)には、彼が世界中から集めたコレクションが所狭しと飾られています。エジプトのミステリアスな石像、アジアの武具、中東のタペストリーなど、それぞれの美術品に細かな時代背景や入手経路が設定されており、まるで本物の博物館に迷い込んだかのような錯覚に陥るはずです。

「これほどまでに緻密なコレクションを集めたハイタワー三世の物語なら、メインとなる偶像にも確固たる歴史的背景があるに違いない」と読者が想像してしまうのも無理はありません。BGSの尋常ではない作り込みが、偶像の実在性を裏打ちしてしまっているわけです。

アフリカの伝統的な呪物信仰との類似性

シリキ・ウトゥンドゥ自体は架空の存在ですが、そのデザインや「呪いをもたらす」という概念は、アフリカの一部地域に実在する伝統的な精霊信仰や呪物からインスピレーションを得ていると考えられます。

例えば、コンゴ盆地周辺の文化には「ンキシ」と呼ばれる呪力を持った木彫りの像が存在します。これらは病気の治癒や厄除け、あるいは他者への呪いなど、目に見えない力を操るための道具として用いられてきました。釘が何本も打ち込まれた恐ろしい見た目の像を、博物館や写真で見たことがある方もいるのではないでしょうか。

シリキ・ウトゥンドゥの造形(木彫りの質感、釘や装飾品のあしらい、異様な雰囲気)は、こうした実在のアフリカ美術の特徴を巧みに抽出し、ディズニー流にアレンジしたものと言えます。特定の「元ネタ」はなくても、現実の文化という「根っこ」があるからこそ、本能的な恐怖やリアリティを感じるように設計されているのです。

シリキ・ウトゥンドゥの設定を深掘り!呪いの偶像の恐るべき掟

偶像に課せられた「8つの掟」とは?破るとどうなる?

シリキ・ウトゥンドゥの呪いをより恐ろしいものにしているのが、偶像を扱う際に守らなければならない「掟(ルール)」の存在です。これらはディズニー公式から明確なリストとして明示されているわけではなく、アトラクション内の描写や関連資料をもとにファンが考察し、まとめたものですが、主に以下のような厳しい掟があると言われています。

1. 崇拝すること
2. 燃やさないこと
3. 閉ざされた場所にしまわないこと
4. おろそかにしないこと
5. 馬鹿にしないこと
6. 他人に渡さないこと
7. 放置しないこと
8. 恐れ敬うこと

これらすべてを完璧に守り続けることは至難の業です。ムトゥンドゥ族は長年この偶像を恐れながらも祀ってきましたが、ハイタワー三世に奪われた際、実は「厄介払いできてホッとしていた」という裏設定もあるほどです。掟をひとつでも破れば、偶像は緑色の目を光らせ、持ち主に恐ろしい呪い(あるいは死や失踪)をもたらすと言い伝えられています。

ハイタワー三世はどのようにして掟を破ったのか

では、あの傲慢な大富豪ハリソン・ハイタワー三世は、どのようにしてシリキ・ウトゥンドゥの逆鱗に触れてしまったのでしょうか。彼は1899年の大晦日、ホテルハイタワーで開催された記者会見の席で、偶像の呪いを鼻で笑い飛ばすという致命的なミスを犯します。

アトラクション内のプレショー(蓄音機がある書斎の部屋)で聞くことができる音声や映像から、彼は「馬鹿にしないこと」「恐れ敬うこと」という掟を完全に無視していたことが分かります。さらに、吸っていた葉巻の火を偶像の頭に押し付ける(燃やさないことに違反)という暴挙にまで出ています。

そして極めつけは、最上階の自室へ向かうエレベーターの中で、偶像を無造作に扱い、密室に閉じ込めたことでしょう。これらの掟破りが重なった結果、偶像の呪いが発動し、ハイタワー三世はエレベーターもろとも奈落の底へ落下し、謎の失踪を遂げることになったのです。自業自得とはいえ、あまりにも恐ろしい結末と言えます。

海外のタワー・オブ・テラーとの違い!日本独自のオリジナルストーリー

アメリカ版は「トワイライト・ゾーン」がモチーフ

日本のタワー・オブ・テラーが完全オリジナルストーリーであることは解説しましたが、実は海外のディズニーパークにある同名アトラクションは、まったく異なる設定を持っています。フロリダやパリのタワー・オブ・テラーは、かつて放送されていた大人気SFミステリードラマ『トワイライト・ゾーン(The Twilight Zone)』が元ネタになっているのです(※パリ版は近年、独自の新演出が追加されるなどアップデートが図られています)。

海外版の舞台は「ハリウッド・タワー・ホテル」。1939年のハロウィンの夜、エレベーターに乗っていた5人の乗客が落雷と共に謎の失踪を遂げ、ホテル全体が異次元(トワイライト・ゾーン)に迷い込んでしまったというストーリーです。

こちらにはハイタワー三世もシリキ・ウトゥンドゥも登場しません。案内役はドラマのホストであるロッド・サーリングが務め、ゲストを奇妙な四次元の世界へと誘います。同じ「エレベーターが落下する」というシステムのアトラクションでも、背景にある物語が全く違うのは非常に興味深いポイントですよね。

なぜ東京ディズニーシーだけ「シリキ・ウトゥンドゥ」が誕生したのか

では、なぜ東京ディズニーシー(TDS)だけが『トワイライト・ゾーン』のテーマを採用せず、ハイタワー三世とシリキ・ウトゥンドゥという独自の物語を作ったのでしょうか。その最大の理由は「日本における作品の認知度」だと言われています。

アメリカでは国民的ドラマとして誰もが知る『トワイライト・ゾーン』ですが、導入当時の日本では若い世代を中心にあまり馴染みがありませんでした。テーマパークのアトラクションとして、元ネタを知らなくても直感的に恐怖や世界観を楽しめるようにするため、日本独自の設定が求められたのです。

また、アトラクションが建設された「アメリカンウォーターフロント」というテーマポートの時代背景(20世紀初頭のニューヨーク)に合致させる必要もありました。そこで、強欲な美術品コレクターと呪いの偶像という、誰にでも分かりやすく、かつ奥深い独自のバックグラウンドストーリーが見事に生み出されたというわけです。

比較表でわかる!世界のタワー・オブ・テラーと元ネタの違い

日本と海外のタワー・オブ・テラーの違いを、分かりやすく比較表にまとめました。同じ名称のアトラクションでも、元ネタやストーリーにこれほどの違いがあります。

項目東京ディズニーシー(日本)フロリダ / パリ(海外)
アトラクション名タワー・オブ・テラートワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー
ホテルの名称ホテルハイタワーハリウッド・タワー・ホテル
元ネタ・モチーフディズニー完全オリジナル(実在モデルなし)SFドラマ『トワイライト・ゾーン』
主要キャラクターハリソン・ハイタワー三世
シリキ・ウトゥンドゥ
ロッド・サーリング(案内人)
失踪した5人の乗客
恐怖の根源偶像の呪い異次元(四次元空間)への迷い込み
時代設定1899年〜1912年(ニューヨーク)1939年(ハリウッド)

※カリフォルニアのディズニーランド・リゾートにあった同アトラクションは、現在マーベル作品をテーマにした「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!」にリニューアルされています。
※パリ版は『トワイライト・ゾーン』をベースにしつつも、独自のホラー演出が追加されるなど、フロリダ版とは異なる進化を遂げています。

シリキ・ウトゥンドゥのグッズや小ネタでディズニーシーをもっと楽しむ

アトラクション内の隠れシリキ・ウトゥンドゥを探せ

タワー・オブ・テラーのスタンバイ列(待ち列)は、ハイタワー三世のコレクションを堪能できる立派なツアーコースになっています。実はこの中には、メインのシリキ・ウトゥンドゥ以外にも、彼をモチーフにしたような隠れアイテムや小ネタがいくつか存在しているのをご存知でしょうか。

例えば、ホテルの外観を見上げると、建物の装飾の一部に偶像のような顔が隠されていたり、ステンドグラスや壁画の中にシリキ・ウトゥンドゥの姿が暗示されている場所があります。また、書斎に置かれているハイタワー三世のスケッチブックには、彼が偶像と出会った時の記録が描かれており、物語の解像度をぐっと上げてくれます。

アトラクションの待ち時間は退屈に感じがちですが、建物の細部まで目を凝らして「隠れシリキ」や呪いの痕跡を探してみると、あっという間に時間が過ぎてしまうはずです。イマジニアたちの遊び心が至る所に散りばめられています。

過去に販売されていた人気グッズとその魅力

不気味でありながらどこかユーモラスな表情を持つシリキ・ウトゥンドゥは、パークのグッズとしても長年愛されてきました。現在でも時期によっては販売されていることがありますが、過去には様々なユニークなアイテムが登場してファンを喜ばせています。

定番のぬいぐるみやキーチェーンはもちろんのこと、暗闇で緑色に目が光る仕掛け付きのフィギュアや、アトラクション内で消える演出を再現したマジックグッズのようなおもちゃなど、その呪いの設定を活かしたアイデア商品が多く見られました。特に、イベント「タワー・オブ・テラー: Level 13」などが開催される冬のシーズンには、関連グッズが充実する傾向にあります。

ちょっと怖いけれど、カバンに付けておくと魔除けになりそう(?)な不思議な魅力があるグッズたち。パークを訪れた際は、ぜひお土産屋さんでシリキ・ウトゥンドゥのアイテムを探してみてください。ただし、くれぐれも持ち帰った後は「掟」を守ることをお忘れなく。

まとめ:シリキ・ウトゥンドゥの元ネタを知ればタワー・オブ・テラーが倍楽しい!

今回は、東京ディズニーシーの象徴的なキャラクター「シリキ・ウトゥンドゥ」の元ネタやバックグラウンドストーリーについて解説しました。

記事のポイントを簡潔にまとめます。

  • シリキ・ウトゥンドゥに実在の元ネタはなく、ディズニーの完全オリジナル
  • 「ムトゥンドゥ族」も架空だが、アフリカの呪物信仰などの文化がエッセンスになっている
  • ハイタワー三世の緻密なコレクション設定が、偶像のリアルさを際立たせている
  • 海外のタワー・オブ・テラーは『トワイライト・ゾーン』がモチーフで、偶像は登場しない

実在のモデルがないからこそ、ディズニーのクリエイターがいかに本気で「恐ろしい呪いの偶像」のストーリーを構築したかがよく分かりますよね。次にタワー・オブ・テラーに乗る時は、ハイタワー三世の犯した過ちや恐るべき掟を思い出しながら、シリキ・ウトゥンドゥの不気味な瞳を見つめてみてください。きっと、今まで以上にスリリングな体験ができるはずです!

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